新任教員の免職取り消し確定=京都市の上告退ける−最高裁(時事通信)

 京都市立小学校に採用され、1年間の試用期間中に指導力不足を理由に分限免職処分を受けた男性(36)が、市に処分取り消しを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は25日付で、市側の上告を退ける決定をした。処分を取り消した原告側勝訴判決が確定した。
 一審京都地裁は、男性の担当クラスで学級崩壊が生じたのは不適切な指導が一因だった可能性を指摘したが、「直ちに教員の能力欠如と判断されるべきではない」と判断。二審大阪高裁は試用期間中の処分について、「経験や研さんを積むことで、適性が備わるかどうかを検討するのが相当」とした上で、管理職の評価に合理性があるか疑わしいとした。 

【関連ニュース】
採点に女子学生同席、満点に=担当講師を懲戒免職
共同採用へ協定締結=小学校教員
秋田の不合格者、東京で採用も=小学校教員で共同選考
わいせつ教員176人=過半数は教え子被害-08年度
指導力不足教員は306人=希望降任、最多の179人

首相動静(2月26日)(時事通信)
あの手この手で民主批判=街頭演説、確定申告相談会で−自民(時事通信)
スーパーで異臭騒ぎ=客と従業員13人軽症−大分(時事通信)
郷土の偉人 商標に火種 龍馬・高知県 特許庁に反発 (産経新聞)
<国民新党>参院選広島で公認候補擁立(毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。